広島発! 虔十文庫 が/で ひらく
宮沢賢治文学研究・普及の会〈虔十文庫〉スタートアップイベント
会代表だった故伊藤眞一郎の遺志により、宮沢賢治にかかわる研究活動にくわえ、普及活動もまた展開することとした。
その呼称は、伊藤氏生前の考案から〈虔十文庫〉と命名、活動は広島に拠点をおきつつ中国・四国地方にむけて、宮沢賢治文学(精神)の豊かさを発信しつづけてゆくものである。
このたびの催しは、その立ち上げ会として、広島を拠点にするという地方的視点の意義について、岡山・山口をくわえてさぐってみたい。
【第一部】
『〈虔十文庫〉の主旨とその展開』
島田 隆輔(虔十文庫 運営委員)
琴の演奏と朗読
『虔十公園林』
釋 覚了(西恩寺 宗徒 (浄土真宗本願寺派 僧侶))
【第二部】
パネルディスカッション「賢治に繋がる縁」
『広島・小倉豊文と宮沢賢治』
秋枝(青木) 美保(福山大学名誉教授)
『岡山・永瀬清子と宮沢賢治』
白根 直子(赤磐市教育委員会熊山分室 学芸員)
『山口・中原中也と宮沢賢治』
中原 豊(中原中也記念館 館長) |