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文化団体リレーレポート
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(財)日本美術刀剣保存協会広島県支部初心者入門講座「三慶会」開催のご案内

掲載日:2010年4月29日
 私たちは、世界の文化遺産であり美術工芸品としても評価されている日本刀とそれに関連する技術を、みんなで守っていくために、はじめて日本刀と接する皆様と共に、日本刀について幅広く勉強する「三慶会」を結成して活動しています。
 今回は、「五月人形とお守り刀」展覧会を開催中の、頼山陽史跡資料館を会場に、開催いたします。
 刀匠をはじめ刀職者、三慶会会員による展示作品の解説、日本刀の取り扱いの指導、希望者には、手入れの体験をすることが出来ます。(希望者多数の場合は抽選)
 日頃、疑問に思っていることがありましたら、このチャンスに質問してみませんか。(ただし、勉強会ですので刀剣の売買や、鑑定等は行ないません。)
 参考作品の鑑賞も予定していますが、今回は、会場が狭いため、多数ご参加の場合は、制限させていただく場合も有るかもしれません。その節は、ご容赦ください。

 お車の方は、無料駐車場が4台分しかありません。
近くの有料駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。

【場所】頼山陽史跡資料館 茶室・展示室 
〒730-0036 広島県広島市中区袋町5番15号(旧・日銀裏) 電話:082-542-7022
【日時】平成22年5月9日(日) 午後1時〜3時
【講師】三慶会会員、広島県刀職会会員
【会費】1,000円(受付で「三慶会へ参加」とお話しください。)
【内容】展示解説、参考作品鑑賞、日本刀の取扱い指導
    手入れの指導(希望者対象)
【問い合せ先】sankeikai@gmail.com

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頼山陽史跡資料館「五月人形とお守り刀」展 関連イベント
●「銘切り実演と子供の銘切り体験」
 協力・全日本刀匠会、広島県刀職会

●県内刀匠による銘切り実演・展示解説
 日本刀の茎(つか:刀身の握りの部分)には、古くから刀工の名や制作年月日が刻み込まれていました。
 これによって時代や作者が解り、歴史資料としても大切にされてきました。
 現代の刀工による、銘切りをご覧いただけます。
 ただし、今回は刀剣ではなく、キーホルダー、文鎮等に座右の銘、お名前等を切り込み、販売も致します。
 なお5月5日は、昨年の新作名刀展、お守り刀展覧会で最高賞を受賞した、久保善博刀匠も参加予定です。

【場所】頼山陽記念館ロビー
【日時】5月5日(水・祝)開館中随時
  銘切り及び指導:全日本刀匠会・広島県刀職会会員刀匠
※今回は、こどもの日にちなみ、お子様に銘切り体験をしていただくことも予定しております。
※なお展示解説は、5月5日以外でも予定しております。
 詳しくは、頼山陽史跡資料館(電話:082-542-7022)もしくは、三慶会ブログ(http://katana-sankeikai.blogspot.com/)をご覧下さい。

広島県美術刀剣保存協会

久保井刀匠解説(昨年の様子)


森脇氏手入れ指導(昨年の様子)


「五月人形とお守刀」展覧会