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大竹市歴史研究会

掲載日:2019年11月1日
 大竹市歴史研究会は、市教委のご指導で昭和56年12月22日発足しました。
1つは、出会いを大切に楽しく元気を分かち合おう。
2つに、郷土の歴史を学習しよう。
3つに、市民との積極交流をもって、この3項目を徹底して“友達になろうょ”をモットーに活動しています。現在会員数36名(男性18名女性18名)。
市民との積極交流の一環として、調査・研究結果として現在まで8冊の「郷土史」を届けています。

 上記の基本活動を軸に38年間常に会員数30名体制を維持しながら、活動しております。こうした和(輪)の中で、現在まで月例会(第2月曜日変更有)欠かすことなく実施しています。
昭和57年から約15年間市内の各地区を回り古老の皆さんに聞き取り調査を積み重ねたのが大きな財産となっています。近年はそうした「歴史を聞く会」は行っていません。ほとんど昔を知らない世代となっています。

 現在ではそうした学習の成果のもと、市内を6地区に編集したスライド上映による講演会と、市域内外からの方々をお迎えして「玖波宿」福島正則築城の「亀居城跡」などのガイド、小中学校の要請による「総合学習」、そして年間3〜4回の市域内外の研修を発足以来続けています。
例えば、2月尾道、7月津和野、11月神辺宿・福山城、翌2月柳井・上関方面、市内2ヶ所。そうした活動は決して観光ではなく、私たちが学習コースを作りお願いするということにしています。

 こうしたことが歴史研究会の力となり、近年では行政との話し合いを多く持ち現在「大竹市の切り札」作りとして「亀居城跡」「西国街道大竹路」の整備啓蒙にも協力しています。

 9月に発行した「わがまちの方言」の編集には36名の中から各地区から推薦した9名の方に編集委員となっていただき、時に月例会で協議するなど合わせて70回に及ぶ会合によりまとめ上げました。もすでに2ヶ月間で完売に近く300部を10月末に緊急増版としています。