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「文化力を繋ぐ会」〜ムービングハート・共に響き合え〜

掲載日:2016年7月1日
 私たち「文化力を繋ぐ会」は、児童・生徒が本物の文化・芸術に触れる「喜び」や「感動」を感受し、心に「潤い」や「豊かさ」を育み、「夢」や「希望」、「生きる力」を与える一役を担うと共に、文化の持つ魅力や影響力、つまり「文化力」の理解の深化を図ることを目的として、平成22年4月1日に設立しました。
 設立時は、17名のプロの文化人や芸術家で歩みを始めましたが、今年度7年目のスタートを切ることができ、現在では37名が位置づく団体になっています。
 児童・生徒を対象とする「文化力を繋ぐ会」の会員の教育支援事業活動は、社会への恩返しであると共に、文化・芸術活動を通じて児童・生徒の心に振動を与えることを目標にしています。
 そして、私たちも児童・生徒が文化・芸術に触れる喜びを、目の当たりにすることによって、明日への自らの活動の、新たな一歩を踏み出す大きな力を与えてもらっています。そのようなことから、団体名のサブテーマを「〜ムービングハート・共に響き合え〜」としています。

 私たちの活動は、茶道・書道・美術・音楽・箏曲・香道・吟詠・漢詩・刀剣・折り紙・歴史・ことば・スポーツ・教育の各分野で構成されています。
 このように、敢えて異文化分野によって構成した背景には、これら異文化を融合(異文化分野を横断的融合)することによって、新たな文化の創造を求めているからです。
 教育機関等からの要請によって、教育現場に赴き各種分野における演奏・講演・朗読・講習・実演・展覧会等々を中心に、本物の文化・芸術の発信を行う教育支援事業活動の推進を行っています。
 文化・芸術は人を変えるエネルギー源も備えており、様々な文化を体感することによって、豊かな心や想像力を醸成するといわれます。
 そのために教育支援事業活動は、児童・生徒のみならず先生方やPTA等の研修活動にも、積極的に各要請に基づいた支援を行っています。また、学校教育に限定せず、幅広く生涯学習教育等にも活動の範囲を拡げています。
 
 設立から現在までの活動としては、年平均20件前後の教育支援事業活動を受け入れており、具体的には、「ヴァイオリン・チェロを中心とした音楽鑑賞」、「揮毫(書道・箏曲コラボ)」、「美術指導」、「折り紙実習」、「朗読・箏曲コラボ」、「朗読・フルートコラボ」、「吟詠・箏曲コラボ」、「子育て講演」などです。

【お問い合わせ】
「文化力を繋ぐ会」代表 皿田雄三
TEL:0847-45-3587

福山市立桜丘小学校「音楽鑑賞」ヴァイオリン:島田 玲 チェロ:柳橋泰志 ピアノ:こ づ え(平成27年11月20日)


府中市青少年健全育成研修会「朗読・箏曲コラボレーション」朗読:金輪容子 箏曲:神囿歌世子(平成27年7月23日)


福山市立小中学校芦田ブロックPTA「教育講演会」 講師:末国愛里(元全日本女子バレーボール選手)(平成27年7月15日)