日本最大のお菓子の祭典「全国菓子大博覧会」は、明治44年（1991年）に東京で開催された「第1回帝国菓子飴大品評会」が始まりで、広島での開催は、大正10年（1921年）に当時の広島県立商品陳列所（現在の原爆ドーム）にて開催された「第4回全国菓子飴大品評会」以来、92年ぶりとなります。
今回、5月12日（日）まで、旧広島球場跡地（広島市中区）を中心に開催される、第26回全国菓子大博覧会・広島「ひろしま菓子博2013」の見どころについてご紹介します。
●ひろしま菓子博2013の目玉！お菓子で制作したシンボル展示『嚴島神社』
今回の菓子博では、シンボル展示として、世界文化遺産の嚴島神社を本物の15分の1スケールの工芸菓子で再現します。出来上がりは、奥行9ｍ、間口10ｍとなり、過去の菓子博で出展された工芸菓子の中でも最大規模となります。また、会場ではその他、全国の菓匠やパティシエが制作した美しい工芸菓子を150点以上展示します。
●全国のお菓子が集まります
「全国お菓子バザール」では、北海道から沖縄まで、全国の老舗銘菓、人気のお菓子を一堂に取り揃え、試食・販売を行います。広島初登場のお菓子、各地に行かなければ出会えない逸品、地元で愛される名品など、約1000点のお菓子が集まります。
●広島のお菓子も多数登場！特産品の「広島レモン」を使用した新商品も登場
「広島と世界のお菓子バザール」では「広島」と「世界」をキーワードに、多彩なお菓子およそ400点の試食・販売を行います。また、生産量日本一の広島レモンを使用した新しいお菓子「広島レモンスイーツ」にも出会えます。
●会場限定のスイーツも登場
「スイーツカフェ」では、世界的に有名なショコラティエのジャン＝ポール・エヴァンによる会場限定スイーツを用意します。また、「プールサイドカフェ＆キッズパーク」でも、限定スイーツが登場します。
●参加型、体験型イベントも実施
「夢のお菓子ランド」では、お馴染みのお菓子メーカー8社がブースを出展。お子さまから大人まで楽しめる展示や参加型イベントを開催します。「お菓子の工場」では、もみじ饅頭の最新のオートメーションの製造工程と昔ながらの手焼きの製造工程の実演の見学や試食ができます。「森のお茶席」ではお抹茶と和菓子を味わえる憩いの空間を提供します。
第26回全国菓子大博覧会・広島「ひろしま菓子博2013」
■期間：4月19日（金）〜5月12日（日）
■時間：平日10：00-18：00、土日祝10：00-20：00（最終日は17：00まで）
■場所：旧広島市民球場跡地、広島県立総合体育館とその周辺
■入場料：大人2000円、65歳以上1600円、高校生1400円、小・中学生800円
ぜひ会場でお菓子の魅（味）力を体験してください！ |
第4回全国菓子飴大品評会（大正10年）
工芸菓子「嚴島神社」
夢のお菓子ランド
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