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広島県立美術館 サマーミュージアム どうぶつ あつまれ!『対話型鑑賞』

掲載日:2021年8月17日
対話型鑑賞は、美術の知識をもとにして作品と向かい合うのではなく、作品を観た時の感想などをもとにしてグループで話し合い、その対話を通して鑑賞を深めていくプログラムです。アメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発され1990年代ごろ日本に広まりました。

広島県立美術館では、定期的に対話型鑑賞を開催。これまでに学生から年配者まで幅広い世代の方が参加しており、誰でも気軽に楽しめると好評を得ています。今回は、所蔵作品の中から動物をテーマにした作品の対話型鑑賞を、9月4日(土)にオンラインアプリZoomを使用して開催します。

時間は約1時間。6人程度のグループで2〜3作品を鑑賞します。参加者の対話を促してくれるのはナビゲーターの学芸員。一つの作品をじっくりと見つめ、対話のサポートを受けることで、それぞれの感想が広がります。対話によって一人では味わうことのできない鑑賞時間を過ごすことができ、新たな発見にもつながります。

広島県立美術館は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により現在臨時休館中ですが、自宅にいながらアート鑑賞ができるチャンスです。新しいアートの楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。

■夏の所蔵作品展 サマーミュージアム どうぶつ あつまれ!『対話型鑑賞』
【日時】
 9月4日(土) 14:00〜
【ナビゲーター】
 森万由子、岡地智子(県立美術館学芸員)
【参加方法】
 オンライン(Zoom)
【定員】
 6名
【申込方法】
 事前に電話でお申込みください。
【問合わせ・申込み先】
 広島県立美術館 082-221-6246

※ 広島県の「新型コロナ感染拡大防止のための早期集中対策」を受け、8月7日( 土)から 9 月12日(日)まで、臨時休館となり、その期間は所蔵作品展をご覧いただけません。最新の情報は広島県立美術館HPでご確認ください。




山路商《犬とかたつむり》1937年 広島県立美術館