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みよし風土記の丘ミュージアム「魅惑の古代アクセサリー」

掲載日:2020年10月15日
 今回の特別企画展は、古代の人々を美しく飾った玉類やアクセサリーを一堂に集めた、広島県では初めての展示会です。
 古来、人々は、貝殻・玉・ガラス・金属などの多様な素材を使い、様々なアクセサリーを作ってその身を飾ってきました。特に古墳時代には、いろいろな玉類を組み合わせたネックレスなど、きらびやかなアクセサリーが多く存在したことがわかっています。
 なぜ、人々はアクセサリーに心惹かれるのでしょうか。古墳時代の玉類を中心とする多様なアクセサリーの歴史を振り返り、現代の私たちをも魅了してやまないアクセサリーの魅力のルーツに迫ります。
(みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)館長 田邊英男)
 
みよし風土記の丘ミュージアム「魅惑の古代アクセサリー」令和2年度 秋の特別企画展
【展示内容】
 広島県内外から見つかっている古代のアクセサリーをご覧いただき、アクセサリーを構成する「玉」を中心に、玉の持つ意味や玉を作る技術、広島県における古代の玉の特徴、そして、人々が玉を身に着けた目的や玉の魅力をご紹介します。
第1部 魅惑の輝き
 ヒスイ・碧玉(へきぎょく)・水晶などを加工して玉を作り上げる技術、古墳時代の玉の特徴や地域による違い、海外からもたらされた玉などを紹介します。
第2部 きらめきの装身具
 首飾り(ネックレス)を身に着けた人物の埴輪や、髪飾り、腕飾り(ブレスレット)、耳飾り(ピアス)などのアクセサリーをご覧いただき、なぜ人々が玉を身に着けたのか、その魅力を考察します。
【会場】みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)(三次市小田幸町122)
【会期】10月2日(金)〜11月23日(月・祝)
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休館】月曜日(11月23日を除く)
【料金】一般600円(480円) 高校・大学生450円(360円) 小・中学生300円(240円)
※( )は20名以上の団体料金
【問い合わせ先】みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)0824-66-2881
Email:rmsgakugei@pref.hiroshima.lg.jp

■関連行事はこちら→「魅惑の古代アクセサリー」関連行事

<ネックレスとブレスレットをつけた人物>中西出土 人物埴輪鳥取県指定保護文化財(倉吉市立倉吉博物館蔵・写真提供)


<古代のブレスレット>猪目洞窟遺跡出土 貝輪 島根県指定文化財(出雲市蔵)


<古代のピアス>須賀谷第1号古墳出土 耳環 (広島県立歴史民俗資料館蔵)