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第3回広島県公募書道展「頼山陽書道展」

掲載日:2017年11月15日
 歴史家・漢詩人として知られる頼山陽(1780-1832)は、江戸時代後期を代表する、能書家であり、その気力に満ちた気韻の高い作品は、今なお多くの人々を魅了してやみません。また、類希な言語感覚の持ち主であった頼山陽は、数多くの詩文を遺し、彼が生み出した「山紫水明」や「耶馬溪」などの熟語や名称は、今ではすっかり人口に膾炙(かいしゃ)しています。

 その、郷土が生んだ文豪・頼山陽の生涯と作品に関心を持って学んでもらい、また、広島県における書道書写教育の振興を図ることを目的として、頼山陽史跡資料館では、県内の小学生5・6 年生、中学生、高校生を対象に、頼山陽が生み出した語句を書いた作品を公募し、入賞作品・入選作品の展示を行っています。第3回目を迎える今年度は、入賞作品・入選作品167点を展示します。児童・生徒の皆さんの力作の数々を、ぜひ御覧ください。

(頼山陽史跡資料館職員)

【第三回広島県公募書道展 頼山陽書道展】
会期:平成29年12月2日(土)-10日(日)
授賞式:平成29年12月3日(日)13:30-
会場:頼山陽史跡資料館(広島市中区袋町5-15)展示室・ロビー
時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館)
入館料:無料
展示作品:入賞作品・入選作品167点
作品内容:
【小学生(5・6 年生)】「真」「忠孝」※書体は楷書
【中学生】「山紫水明」「浩然之気」※書体は、1年生は楷書または行書、2・3年生は行書
【高校生】
創作/「天地無始終 人生有生死 安得類古人 千載列青史」「不識庵機山を撃つの図に題す」(七言絶句)「郷に到る」(七言絶句)※書体・書風は自由
臨書/「修史偶題十一首之一」「泊天草洋」
問合せ:頼山陽史跡資料館 082‐298‐5051

チラシ


昨年度の展示の様子