第36回広島文化賞受賞記念「比婆荒神神楽公演」 掲載日：2016年5月15日
比婆荒神神楽とは、400年以上の歴史ある古式を留めた貴重なもので、1979年（昭和54年）に広島県内の神楽においては唯一、国の重要無形民俗文化財の指定を受けました。庄原市東城町・西城町一帯で継承される神がかりの神事は、鎮魂の要素を色濃く残しており、式年と呼ばれる年（7・9・13・33年目など、地域によって異なる）に、二日一晩（古くは四日四晩）にわたって能舞が奉納され、その古い神楽のかたちは観る者を魅了します。
その比婆荒神神楽について、毎年行われる小神楽や式年の大神楽を行うほか、町内外で行われる神楽競演大会や文化祭などに出場するなど、比婆荒神神楽保存会は伝統文化の振興や観光振興に大きな役割を果たし、平成27年度に第36回広島文化賞を受賞されました。
この度受賞記念として「比婆荒神神楽公演」を8月13日（土）、広島県民文化センター（広島市中区）にて開催します。日ごろ見る機会の少ない貴重な比婆荒神神楽を、広島市東城町から舞台を移し、広島市内で初めて披露します。女性や子ども達による熱く力強い舞を含めた、3部構成です。公演後、舞台上での交流タイムもあり、写真撮影などもしていただけます。この機会にぜひ、比婆荒神神楽をお楽しみください！
第36回広島文化賞受賞記念「比婆荒神神楽公演」
演目：
比婆荒神神楽女組「神迎え」「榊舞（さかきまい）」
比婆荒神神楽子ども神楽塾「曲舞（きょくまい）」「指紙（さしかみ）」「荒神の能」
比婆荒神神楽社「七座神事（しちざしんじ）の内 猿田彦（さるたひこ）の舞」「国譲りの能」
日時：平成28年8月13日（土）13：00開場、14：00開演、18：00終演
場所：広島県民文化センター・ホール（広島市中区大手町1‐5‐3）
チケット：500円（割引対象外）・未就学児無料
※全席自由
※当日12：00より、会場にてチケット販売
お問合せ：公益財団法人ひろしま文化振興財団 082‐249‐8385 |
猿田彦の舞
チラシ
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