特別展「京の雅−伊藤若冲と近世の画家たち」
江戸時代中期の京都を華麗に彩った画家たちの独創性あふれる表現を紹介。
卓越した造形感覚を発揮した伊藤若冲の水墨画10点余りを筆頭に、日本文人画の先駆者である柳沢淇園、彭城百川らの花鳥画や俳画、その大成者に位置づけられる与謝蕪村ならびに池大雅の書画。そして清新で平明な様式を確立し、京都画壇の中心となる円山派・四条派を築いた円山応挙、長沢芦雪、呉春(松村月渓)らの作品もあわせて展観。
また池大雅や曾我蕭白の作風に影響を与えたとも指摘され、大胆な構図と筆致の禅画や墨跡が近年脚光を浴びつつある臨済宗中興の祖・白隠の作品も特別出品する
【前期:4月14日(土)〜5月13日(日)】
【後期:5月15日(火)〜6月10日(日)】
●ギャラリートーク/4月21日(土)、5月13日(日)、6月3日(日)14:00-15:00
※当日の観覧券が必要 |