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西南戦争浮世絵
 さようなら、西郷どん

西南戦争は、1877年(明治10)、現在の熊本、大分、宮崎、鹿児島を舞台として、西郷隆盛を首領とした薩摩士族が起こした日本最後の内戦です。
西南戦争浮世絵は、刻一刻と移り変わる戦況を、リアルタイムで庶民に伝えた多色摺木版画です。絵師たちは、新聞記事などの限られた情報をもとに想像力を駆使し、時には虚構を交えながら、臨場感あふれる描写で戦場の様々な場面を描きました。
出版された浮世絵は、薩軍の進撃や陣中でのエピソード、新聞で風説された薩摩士族の妻子で構成された女軍隊の活躍など薩軍によりに描かれたものが多く、薩軍の動向に世間亜の強い関心が集まったことがわかります。中でも首領である西郷にスポットを当てた作品はとりわけ多く、当時の西郷人気の高さがうかがえます。戦争が収束した後もその需要は衰えず、西南戦争に取材した歌舞伎の役者絵や子供が遊ぶ双六などのおもちゃ絵などが売り出されました。
この度の展覧会では、当時所蔵の300点以上の西南戦争浮世絵コレクションの中から厳選した90点余りをご紹介します。当時の人々を強く惹きつけてやまなかった西南戦争浮世絵の世界をどうぞご覧ください。

開催期間 2018/ 7/21(土) 〜 2018/10/14(日)
時間 10:00-17:00(入館は16:30まで)
■休館日 月曜日
但し9/17、9/24、10/8(月・休)は開館
9/18、9/25、10/9(火)は休館
開催場所 海の見える杜美術館
開催場所 住所 廿日市市
大野亀ヶ岡701番地
交通手段 JR宮島口駅から、タクシー約10分
山陽自動車道大野ICから約5km
西広島バイパス宮内交差点から約5km
入場方法・料金 一般1000円、高校生・大学生500円、中学生以下無料
※障害者手帳などをお持ちの方は半額、介添えの方は無料
※( )は20名以上の団体割引
※入館割引は一種類のみです。対象者は証明できるものをご掲示ください。
問い合わせ先 海の見える杜美術館 0829−56−3221
ジャンル 美術