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尾道仏教美術にみる十王の世界展
 あの世では、十人の王が生前の罪を裁く

十王とは冥界にあって亡者の罪業を裁く十人の王、すなわち閻魔王をはじめとする秦広王・初江王・宋帝王・五官王・変成王・泰山王・平等王・都市王・五道転輪王の総称を意味します。この縦横に対する信仰は、中国の唐時代末から五代にかけて道教の影響を受けて成立し、日本において鎌倉時代に定着しました。

日本で16世紀(室町時代)に制作されたと伝えられる、持光寺の「絹本著色十王図」(全10幅)を取り上げて、そのすべてを展示します。持光寺本の十王図は、10幅目の「五道転輪王図」の構図に特徴があり、王が席を外して地蔵菩薩に手を合わせて拝む姿として描かれています。また、1幅目の「秦広王図」の山肌にはやまと絵風の表現が見受けられます。
仏教における冥界の世界を、十王のそれぞれの王の解説とともにご覧いただきます。

開催期間 2017/ 4/29(土) 〜 2017/ 6/ 4(日)
時間 10:00-18:00 休館日:火曜日(5月2日は開館)
開催場所 おのみち歴史博物館(尾道市久保一丁目14−1)
交通手段 バス:JR尾道駅から東方面行きバスで「長江口」下車徒歩3分。またはレトロバスで「市役所前」下車
徒歩:JR尾道駅から15分
入場方法・料金 一般200円(20名以上の団体160円) 中学生以下無料
共通500円(おのみち映画資料館も観覧できます)
※障がい者とその介護者1名は無料。入館時に障がい者手帳等をご提示ください
問い合わせ先 おのみち歴史博物館 0848−37−6555
ジャンル 美術