原田武金属造形展 記憶の中の景色
伝統的な金工技法である鍛金、彫金、鋳金を用いて日々の詩情を表現しています。色も金属の化学変化によって表現しています。私の作品群は、虫や小動物や植物など、身近にある小さい世界をモチーフにしています。それらを記憶の中の風景や感覚に基づいて再構築することによって、写実的な表現の中にどこか懐かしさを感じる作品を目指しています。それは、幼少期にはただただ夢中に観察し、身近にある小さい世界を発見していました。大人になって慌ただしい生活の中で忘れてしまった感覚を思い出すきっかけになればと思っています。
【ギャラリートーク】
日時:4月7日(日)13:00-
原田武さんによるギャラリートーク |