活動内容・実績 |
津浪地域に伝承されている太鼓おどりの歴史は古く、1591年に出雲の国から伝授されたと、江戸時代後半の記録にある。もともとは、稲の害虫を追い払う虫送りの行事の際に田の畔で踊られた「豊年踊り」が原型といわれ、その後「祝賀の踊り」になったと考えられる。大太鼓・手打鉦・横笛のはやしに花笠をかむり、浴衣にたすきがけ、手甲に小太鼓をつけた踊り子20人余りによって踊られる。この踊りは、全国的にも優れた歌詩を多く残している。地域住民で保存会を結成、後世への伝承に努めている。昭和43年、広島県無形民族文化財に指定された。
毎年5月に開催される加計町ふれあい芸能発表会、地域交流会で発表している。また、地元津浪小学校児童にも長年伝承し後継者育成に努め、子ども芸能発表会及び毎年9月の地域運動会で発表されている。 |