活動内容・実績 |
遠く寿永年間の昔、檀の浦で源平の戦の後、源氏の討伐を避けて、平家の武者が「二位の尼(にいのあま)」を至尊し擁して、この地(字細見の仙水山頂に楠屋敷という跡平地現存)に来留まるせるによって王泊と称する。(中野村史)、この平家の武者によって伝播された『餅搗き』が伝承されている。 この行事は氏神祭の前夜、氏子として村人たちがある家(集会所)に集って、神前に供える餅を搗くのである。臼を中心に搗き人が樹木で作られた1.2m位の杵を持ち、10人位が臼のまわりに向き合ってABの2組に別れ『餅搗き唄』を歌いながら、豊年を祝い神に感謝して餅を搗く。搗き終わった餅は、女性たちが粉をばらまいて待っている『揉み場』に運ばれ、餅は出来上がる。供餅以外は各人に配分。
■毎年各組で実施される。 |